チームづくりに大事なこと。それは人には長所もあれば短所もある。ひとりひとりにそういう個性があるなかでどうやったらチームがまとまるのか。これは下手をすると、チームがぎくしゃくしてしまうこともあるので、しっかり押さえていきたいところです。それが長所と短所の組み合わせ。


長所はいいコトなのだろうか?

長所だから必ずしもいいものではない

長所というといいことのように感じます。しかし本当にいつでもいいことなのでしょうか。例えば勉強ができる男の子がいます。勉強ができる、ということを友達をバカにする、という方向に使ってしまったら、長所で人を傷つけてしまう。しかし、みんなに勉強を教えるということもできるわけです。

長所は使い方次第

そう、おわかりですね。長所は人のお役にたつために使って始めてイイものになる、わけです。長所を活かすかどうかはあなたの使い方によるわけです。

短所とはダメなところなのか?

先ほどのシチュエーションを考えてみてください。勉強が苦手な子がいる。いわゆる短所。そして勉強ができる子から勉強を教わるというシチュエーションも生まれる。この組み合わせ感が大事です。

短所があるから長所に意味ができる

つまり、勉強ができるないという短所があるから勉強が得意な子のスキルを人のお役に立つことに使わせてあげることができています。それが短所の意味。
短所があるから誰かの長所を人のお役にたつものにしてあげられる
わけですね。

長所と短所は組み合わせよう
人それぞれ、長所も短所もあります。けど、それぞれがいいとか悪いとか、できがよいとかできない、とかではないことがおわかりいただけると思います。それぞれがジグソーパズルのピースみたいなものです。そう思うと、他人のいわゆる長所、例えばそうじが雑だとか、消極的だとか、そういったもの感情的にイライラすることがなくなります。そうではなくてカバーしあって、それで時間をかけて短所としてスキルが足りないところは成長を促していけばいいわけです。

尊敬のマネジメント

このときに、尊敬、尊重のマネジメントが生まれます。つまり相手をいいとか悪いとか攻撃や批判、がっかりするのではなく、相手の存在を受け入れて、自分にできることを探す。こういうチームは最強だと思います。1+1を3にも4にもできるチームだと。

ぜひ、お互いの長所や短所をさらけ出し合って、そして尊重しあってみてください。