松本望太郎

今回の投稿では、理不尽な問題にも解決策を見つける方法についてお話ししていきたいと思います。

何かを成し遂げようとするとき、壁にぶつかったらぜひ使ってみてほしい思考法です。


行動したけど反発されるときがある

結果を出すために行動したが問題が起こったり、衝突したり、
反発があったりしたことありませんか?

あなたがビジネス、商売で何かをやろうと思って動き出したけれども、
仲間からの反発があってなかなか進まなかったりとか。

いろいろな経営者さんの相談に乗っていますと、結構あるパターンです。

例えば、

  • 組織を目標達成させるために綿密な策を考えたにもかかわらず、メンバーが隠れてやらされ感でいっぱいだよなと文句を言いやっている
  • 新しいビジネスにトライをしようとしているのに妻(夫)がろくに考えもせずに感情で「反対だ!」と言ってくる
  • ブレーキをかけてきたり、ドリームキラーから反発と言うのはよくあるものです。

    この時に負けてしまってはいけません。
    その中でも何とか打開策を見つけ出さなければいけません。

    その打開策の見つけ方をステップごとにお伝えをしていきたいと思います。

    自立型問題解決法

    ステップ1
    その問題は自分にとって何のチャンスなんだろうかと考えて実行ノートに書き出してみる

    起きた出来事や反発がピンチなんじゃなくてそれが何のチャンスなんだろうかと、
    置き換えてみたらどうだろうかということを書き出してみます。

    例えばこんな感じです。

  • メンバーと本音で話し合うチャンスだ
  • そもそも目標とは何のためにあるのかを浸透させるチャンスだ
  • メンバーがやりたいことを聞くチャンスだ
  • 経営状態について理解させるチャンスだ
  • 伝える力を磨くチャンスだ
  • メンバーに自律型人材はどんな人かを考えさせるチャンスだ
  • このように何のチャンスかと書き換えていきます。

    そうするとポジティブな解決策が見つかりやすくなります。

    ステップ2
    チャンスと捉えた上で、自分がその問題を作り出しているとしたらなぜだろうか?

    問題を他人の声、環境のせいにしてもなかなか打開策というのは見つかりません。
    そうではなくて

    もし自分がその問題を作り出している生み出してるとすればどうなのか

    と考えるわけです。

    これを
    自分が源泉
    という考えといいます。

    すると解決策が見つかりやすくなります。

  • 策を伝えるときに一方的に伝えすぎた
  • メンバーにマインドセットの話を伝えていなかった
  • 目標の意味を伝えていなかった
  • やるべきことを伝えるときに何をやりたいのか聞くべきだった
  • 目標の数値を毎日のように語って浸透させるべきだった
  • 小さな目標を達成させてそれに対して感謝のフィードバックをすべきだった
  • このように自分が問題を作り出しているとしたらどうなのかと書き出してみます。

    ステップ3
    問題を解決するために自分にできることはなんだろうか?

    他人と過去は変えられない。
    変えられるのは自分と未来だけ
    とよくいいますよね。

    ということで、ステップ2を踏まえて、
    自分にできること
    を書き出します。

  • 目標数値を前に伝えて浸透させる。その時に何のためにそれをやるのかも伝える
  • 目標の意味、自律型人材がどんな人か、ということについて伝える
  • メンバーでやりたいことも聞いて策を修正する
  • 小さな目標も複数作り、達成感の反復、感謝のフィードバックを促進する
  • これも5個から10個出していきます。

    最後に

    この3つのステップを踏むことによって前向きに問題解決策を見つけることができます。

    理不尽なことに対してもやるべきことを見つかるのでとっても素晴らしい思考法になります。

    これは
    自立型問題解決法
    と言います。

    コンサルタントの福島正伸さんという方が提唱している考え方です。

    とても活用しがいのある考え方。
    このステップをぜひ自分の頭の考えグセにしていただくと
    いろいろな問題が解決していきます!

    レッツトライ!