思考は現実化する、とよく言いますね。
本当にその通りだなと最近つくづく思います。

私の経験でいえば、

  • 自分の書籍である「涙のシャンプー」が重版したと思い込めたとき重版が決定し、
  • かっこいいBarをやると思い込めたときにBar運営のお話をいただいたり、
  • あそこの会社から研修の依頼ないかなと思ったら、すぐにお話をいただいたり、
  • 子供とすごす時間を大切にしたいと思ったら、今のライフスタイルに自然となったり。

振り返ってみると、
自分が思ったこと、その通りになっているわけです。

というわけで今回は「思考は現実化する」というお話です。

思考は現実化するの落とし穴

とはいえ、落とし穴があるわけです。

私は独立した2009年以来、
人と交流が持てる場を重要視してきました。

しかし、それに疲れを感じていたのも事実。

そこで、2014年から17年にかけては、

あまり人に会わずに仕事やプライベートを過ごしたいなぁ、

と漠然と思っていました。

すると、
その通りになっていきます。

よいか、悪いかは別として、
人とのご縁が薄くなってしまいました。
これは大きな反省点です。

やっばりさみしいですしね。

自分の中で消極的に人生をイメージしてしまって、
その通りになっていくという形で
思考が現実化してしまった、ということ。

よいイメージでも、消極的なイメージでも、
いや悪いイメージだとしても、
どうせそれが実現してしまうわけですから、

上手に「思考は現実化する」を味方につけていきましょう。

夢・願望の実現から遠ざかってしまう3大口ぐせ

ここからはある書籍に書いてある内容を引用しながら説明します。

(出典:借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ 小池浩氏著)

NG口グセ1、自虐口グセ

「どうせ、僕なんか・・・」
という口ぐせ。

この言葉がふいに口から出たり、心で思いがちだったりすると、
夢・願望の実現から遠ざかってしまいます。

これは、

自分を卑下する。
自分なんか価値がないんだ、

とか思うこと。

例えば、
「彼女がほしいんだよな」
と思ったときに、

本音は、
「僕になんかに彼女ができるわけないよな」
とか考えてしまう。

すると、
「彼女ができるわけがない」
が現実化しちゃうわけです。

でも・・・
だって・・・
私なんか・・・

そんな言葉が口ぐせででてしまうとき、
あなたの心は、あなたの素敵な未来を受け取る状態にないと
自ら宣言しちゃっています。

あるかも・・・
と思ったら、意識して自虐口グセは手放していきましょう。

NG口グセ2、懇願口グセ

「なんとかしてください!!」と懇願しがちなときですね。

そう叫べば叫ぶほど、

「なんとかしてほしいほどピンチな状況」が現実化

してくるわけで。

例えば、
野球の試合をしているとしましょう。

相手の投手は本格派。
速球がグングン伸びてきます。

自軍の打者は高めの速球につい手が出てしまって
三振の山を築いています。

そこで、監督が指示を出してきた。

「高めの速球には手を出すな!」

このとき、どんなイメージがわいてきますか。

ビュンと伸びてくる速球に対して、
手を出しそうで、なんとかかんとかバットを止めた、

そんなイメージがわいてきませんか。

「なんとかしてください!」
というのはピンチのときに、誰かに頼るイメージ。

だから、「なんとかしてください」と言えるのはピンチの時だけ。

わいてくるイメージは、
必死の形相で誰かにたすけを求めている自分の姿に
なってしまうんです。

そのイメージが鮮明であればあるほど、
それが実現してしまう。

これでは夢や願望は実現しませんね。

NG口グセ3、夢心地グセ

「世界一周したい!」

「年収3千万円になりたい!」

などの「~したい!」という口ぐせ。

一見、前向きでよいイメージです。

しかし、よくよく考えてみると、

「世界一周ができていないから世界一周したい」わけです。

つまり、

「~したいけど今は実現していない」という状況が現実化している、

というジレンマにはまるわけですね。

だから「~したい」が口グセになってしまうと、
実現から遠ざかってしまうのですね。

夢・願望を実現するには「完了口グセ」

では、どうしたらいいのか。

それは
すでにその夢がかなったことを先取りして、完了した状態を口にすること。

速球投手に対しては
「低めの甘い球をジャストミートした」
とイメージする。

お金に豊かになりたければ
「お金がどんどんやってきて、幸せになった」
とイメージするわけです。

そのことが鮮明になればその状態が現実化します。

言葉とイメージが鮮明に鮮明に潜在意識に到達すること

元京セラの山田さんの書籍、
世界一わかりやすい潜在意識の授業(山田浩典氏著)を参考にさらに解説します。

山田さんが新人のころ、全国展開しているお寿司チェーンから、
セラミックで包丁をつくれないかと依頼がありました。

早速、包丁をつくってみるのですが、手ではじくだけでプチンと刃が欠けてしまう。
当然、使い物になりません。その後、開発は難航します。

そしてある開発会議でのこと。

稲盛会長に次のように言われたそうです。

「君はセラミックで包丁ができると思っているのか?

包丁ができた場面を思い描け、繰り返し、繰り返し、強く思え!」

京セラ哲学では

「潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ」

ということが重要視されていたのです。

山田さんは言わるままにやってみました。

初めのうちはうまくイメージできません。

しかしだんだん繰り返すうちに、
ボヤっとしていた映像が鮮明になり、少しずつ色がつき始め、
ついには映像が動き始めたそうです。

それからほどなく、新素材ができたと工場から連絡が入り、
その素材によって包丁が完成したそうです。

つまり、夢・願望を実現するには

強くつよくイメージし尽くす

ことが鍵なのです。

夢・願望をノートに書きまくろう

イメージをつよく持つための方法としてベストなのは、書くことです。

言葉で書き続けていくことで、徐々に鮮明になってきます。

具体的には別の記事でご紹介したいと思います。

潜在意識に届くパイプをクリーニングしよう

さて、自虐口グセ、懇願口グセ、夢心地口グセは、それぞれ

うまくいっていない状況をイメージしてしまう

から、それはやめていこう。

そうではなくて

夢・願望がかなった状態(完了した状態)を潜在意識に透徹するまで強くつよくイメージしよう

と、お話をしてきました。

ただ、いまままで、ずっとネガティブな言葉を潜在意識に植え付けてしまっていると、
そこにつながっているパイプが、いわば、詰まってしまっています。

ですので、しっかりとクリーニング(そうじ)もしていましょう。

潜在意識は顕在意識の6万倍

潜在意識とは無意識のこと。

顕在意識とは自分で自覚できる意識のこと。

この2つは氷山の一角にたとえられます。

つまり、潜在意識のほうがずっとずっと大きい。

そのパワーは6万倍だそうです。

そこから考えても潜在意識を活用したいわけです。

5万回の「ありがとう」

そのために有効な手段です。

それが5万回、「ありがとう」を唱えるというもの。

気持ちがこもっているかどうかは無視してもらって結構です。

単に、「ありがとう、ありがとう」とつぶやくわけです。

今までさんざん、潜在意識にマイナスな言葉を投げかけてしまっていたとしたら、
それを「ありがとう」で上書きしていくわけですね。

繰り返していくうちに、不思議と、思考が明るくなってくるのがわかります。

気付くと自虐口グセなどかも解放されます。

だれでもできることですので、ぜひ「ありがとう」を5万回、つぶやいてみてください。

※2018年1月9日から私も「ありがとう5万回チャレンジ」をしています。
その結果どんな変化があるか、また後ほど、追記したいと思います。

最後に

あなたの持っている潜在意識のパワーは絶大です。

私も物事がスイスイとうまくいっているときは、上手に活用してこれたな、と思っています。

ちょっとした口クセを見直し、夢・願望のイメージを強くしていけば、
どんどんと夢が叶いますので、ぜひ実践してみてください。