コミュニケーション、いつも頭を悩ませるところですね。もっとツーカーの仲になりたい。けど、微妙な距離感をもっている美容室経営者、リーダーはかなり多いですね。とくに、40代後半と20代前半など、リーダーとスタッフの年代が違うと話しも合わないし・・・など、どうしたて距離を取りがち。けど距離が離れると、どこか空気感はよそよそしくなる。これはなんとか解消したものです。そのキーワードが量なわけです。
居酒屋のNO.2達の望みとは?
愛知県で有名な居酒屋どらえもんさんの赤塚元気社長の講演で聞いた話です。彼は東海地方の居酒屋のNO.2を集めて、経営塾のようなものをやっています。そのときに、そのNO.2たちに、社長になんでも意見を言ってもいいとしたら何を言うのか?という質問をぶつけてみたそうです。待遇や給料のことを言ってくるのかなと思ったら彼らのほとんどは次のように答えたそうです。
社長と昔みたいに飲みにいきたい
会社が成長していくと、社長と一緒にいる時間が減っているのでしょうね。立ち上げ時期はいつも一緒にやっていた。だからその時のようなコミュニケーションをしたい、してほしい、ということが心からの願いなのでしょうか。
量のコミュニケーションとは
ですので、大切なポイントは下記のものです。
- 何より量を大切にしましょう。
- 話を聞いてあげるだけでもいい。
- 時間をともにするだけでいい。
- たまにはあなたの弱い心を自ら開示してもいい
- そばにいてあげる、これはメンタリングの姿勢
一緒に飲みに行ったり、店で一緒にいるときにちょっと話をきいてあげたり、悩んでいるときに寄り添ってあげたり、そういう量(時間)を増やしていく。とくになにか気のきいた話をする必要なんかありません。
一緒にいる、そばにいる、話を聞いてあげる、それでいいのです。
これが人をやる気にさせ、自立させるメンタリング(福島正伸さんが提唱しています)につながります。
ぜひ量(時間)を増やすことを意識して仲間とよい関係を築いていきましょう。