優しい経営

先日、Will Designの神田さんのお話を聞いてたら、

優しい経営

という言葉が出てきました。

まさにこれこそが大切なことだと、すごく腑に落ちたわけです。

三方よし、といいますね。
近江商人の商いの心得。


  • お客様(買い手)によし
  • 自分(売り手)によし
  • 世間さまによし

の三方よし。

それに優しい経営として

三方優し

が、大切な商売のスタイルだと思います。


  • お客様に優しい
  • 自分(たち)に優しい
  • 世間さまに優しい

さらに話を少し展開しましょう。

無敵の経営

大阪で結婚相談所のヴィーノを経営されてる香川さんから教えてもらったこと。

ヴィーノさんでは、商売のノウハウを知りたい人がいたら
ウェルカムで見学を受け付けているそうです。

そして包み隠さず教えてあげてる。

そうすると、敵がいなくなる。

だから

無敵の経営

なわけです。

これも三方優しなんだろうなと。

経営テクニックより本質が大事

この考えがあると経営のテクニック、集客のテクニックが
より本質的になります。

美容室なり飲食店なりで、売上を上げるために、

サテライトをつくる

というテクニックがあります。

これは相互にお客様を紹介しあう、同盟国のようなお店をつくることです。

具体的にはチラシやショップカードをお店においてあげたり。

「あそこにいい美容室があるよ」とか紹介してあげたり。

前述に、テクニック、とあえて書きましたが、
これは本当はテクニックではないですよね。

自分が好きなお店がある。
仲の良いお店がある。

だから
他の人にも紹介してあげたい。

それをみんなでお互いにやる。
ある意味、地域の活性化。

これもまた、三方優し、なのです。

逆に
競合店を競合店と定義し、バチバチやりあう経営者さん
もいらっしゃいます。

近所のお店で流行ってるメニューがあって、
じゃあ、ウチもやろうとやって、安売り競争がはじまっちゃう。

安く商売するとやってもやっても大変。
疲労感が増すことになります。

そして競合店と定義しちゃった店とガチでケンカになってるケースもみたことがあります。

そういうのは、見かけると切ないです。

集客にはテクニックは重要です。
マーケティングを研究しないといけません。
PDCAを回していかないといけません。

けど、根本部分として、三方優し、をしっかりと考え、
実践しなければ、長期的にうまくいくことはありえません。

もし短期的にうまくいっても、そこにはストレスもあるでしょう。

というわけで、

三方優しの経営

レッツ実践!


松本望太郎

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