仲間の会計士さんにインタビューし、一人美容室、個人美容室、個人サロンで年収800万円を安定してかせぐための、損益プランを明確にしました。

これから独立して店を持ちたい人、今、がんばってひとりで店を切り盛りしている人は、ぜひこの数値から事業計画、事業プランを明確にしていきましょう。

サロンの損益計算の基本

おおまかに、下記の経費を考えれば、一人美容室、個人サロンの損益は計算できます。

材料費・・・売上の8%(店販が多い場合は除く)

クレジットカード・・・売上の1%(カード会社への手数料が3~4%。現金のお客様も多いので売上の1%くらいなになる)

水光熱費・・・3万円/月(ひとりでやっているとこのくらい)

家賃・・・(仮に)15万円/月(立地のよって当然変わる)

広告・・・5万円/月(やらなければ当然ゼロですが)

新聞図書費・・・1万円/月

消耗品・雑費など・・・1万円/月

費用 金額 備考
材料費 売上の8% 店販が多い場合はもっとかかる
クレジットカード 売上の1% カード会社への手数料が3~4%。現金のお客様も多いので売上の1%くらいなになる
水光熱費 3万円/月 ひとりでやっているとこのくらい
家賃 (仮に)15万円/月 立地のよって当然変わる
広告やホームページ維持費 5万円/月 やらなければ当然ゼロですが
新聞図書費 1万円/月
消耗品・雑費など 1万円/月

これが基本になります。

実際に売上80万円のときの計算をしてみました

ちょっと計算してみましょう。

月売上・・・80万円/月


材料費・・・6万4000円/月

クレジット・・・8000円/月

水光熱費・・・3万円/月

家賃・・・15万円/月

広告・・・5万円/月

新聞図書費・・・1万円/月

消耗品など・・・1万円/月


利益・・・47万8000円

となります。

実際にはここから、所得税・住民税・国民年金・健康保険・スマホ代・生命保険料・返済とかが出ていきます。

上記の計算ですと、年間にすると、

80万円×12カ月・・・年商960万円

47万8千円×12カ月・・・573万6千円

つまり、573万円が、一人美容室・個人サロンのオーナーの給料としてとれる最大値になります。

消費税の支払いを考える

ここで覚えておかないといけないのは消費税の支払いです。

お客様から預かっているお金なので、当然、国に納付しないといけません。

ただ、年商1000万円以下の事業主は免除されています。

上記の計算では年商960万円なので、消費税の支払いは出てきません。

しかし、あと40万円、売上が乗ってくると、支払うことになります。

 

消費税の計算は簡易的に考えると、

売上の4%程度

になります。つまり、1000万円に乗ると、
(いままでは、月の売上で見てましたが、ここは年間売上になりますのでご注意を)

年間売上・・・1000万円


材料費・・・80万

クレジット・・・10万円

水光熱費・・・36万円

家賃・・・180万円

広告・・・60万円

新聞図書費・・・12万円

消耗品など・・・12万円


利益①・・・610万円


消費税・・・40万円


利益②・・・570万円

となります。960万円のとき若干減りますね。

そして消費税は、払うときまとめて払うので、現金がないと大変です!

そこは注意をしないといけません。

一人美容室が年間売上1500万円を達成すると・・・

このまま当てはめると、年間1500万円(月に125万円)の売上だとどうでしょうか。

年間売上・・・1500万円


材料費・・・120万

クレジット・・・15万円

水光熱費・・・36万円

家賃・・・180万円

広告・・・60万円

新聞図書費・・・12万円

消耗品など・・・12万円


利益①・・・1065万円


消費税・・・60万円


利益②・・・1005万円

ということで、年間で1千万円をとることが可能になります。

人を雇うかどうかがひとつの分岐点

ただ、問題なのは、人を雇うかどうか。

月に125万円。

客単価8000円なら156人。

25日営業で1日6~7人。

 

平日と土日で客数も変わるでしょうから、土曜日とかは客数12人とかもありえます。

するとやはり、ひとりスタッフがいてくれたらいいな、

となるかもしません。

 

その場合は、スタッフ給与+社会保険料などが加わります。

スタッフ給与・・・20万円

福利厚生費(社会保険など)・・・3万円(給与の約15%になります)

計23万円/月。

年間にすると、276万円ですね。

先ほどの1005万円から276万円を引くと、729万円となります。

細かいところですと、

交通費がかかるところにスタッフが住んでいるとそれもかかります。

またスタッフがいると、モチベーションキープのためにも、食事をしたりすることがでてきます。

そのあたりで会議費も生じるでしょう。

スタッフを雇うか、雇わないか、は大きな分岐点ですね。

損益を考えた上でどんな美容室を作りたいのか

これらを基本にいろいろなライフスタイルのバリエーションが考えられます。

ライフスタイル1、営業日を少なくして自由なライフスタイル

月の売上80万円を、週4日営業くらいでつくれるだけお客様がいれば、

週4営業で年収500~600万円くらいを出すことができます。

実際、そういうスタイルの一人美容室のオーナーさんもいますね。

空いた日は、趣味や旅や家族につかったり、講習にいったり、

逆に自分で講師活動してこそで副収入につなげたり、ということができます。

この場合、

高いリピート率を生み出すこと

客単価をしっかりとあげること

次回予約などを駆使して予約を上手にコントロールできること

この3つの力は必須です。

ライフスタイル2、地方で家賃などをぐっと下げて、コツコツ営業

実家が地方のほうだ、とかで、地方で店を始める方がいますよね。

地方は家賃が5万円くらいだったり、実家でやればゼロということもあるので、

月の売上が80万円くらいでも、かなり残ります。

上記のとおり40万円くらい残るでしょう。

これは都心でも一緒ですが、固定費になる家賃は安いほうがよいと私は考えます。

(高い家賃の一等立地でバンバン新規集客するという手法もありますが)

この場合、

家賃をはじめとするコスト意識の高さ

は必須の力ですね。

ライフスタイル3、スタッフと一緒に楽しく経営する

やっぱり仲間と一緒に働くのは楽しいですよね。

営業日などはライフスタイル1ほど自由にはできませんが、その分、仲間と商売している充実があります。

ただ、このときは、売上も2500万円ほどは欲しいところです。

年間売上・・・2500万円


材料費・・・200万

クレジット・・・25万円

人件費・・・552万円(月20万+3万の福利厚生費。ふたり雇用)

水光熱費・・・50万円

家賃・・・180万円

広告・・・60万円

新聞図書費・・・12万円

消耗品など・・・12万円


利益①・・・1409万円


消費税・・・100万円


利益②・・・1309万円

実際には会議費やその他の経費もかかりますが、1000万円くらいの年収も可能ですね。

(ただし採用コストは無視しています。今はこれが結構しますので・・・)

月平均で208万円の売上です。

これをオーナーひとりでつくりあげる、それだけの力が必要です。

ですので、

圧倒的な商売力

スタッフをひっぱるメンタリング力・リーダーシップ力

は必須な力ですね。

自由な経営のスタイルをとれる力を持とう

美容室というのは、損益上で考えるととてもシンプルなビジネスモデルです。

だからこそ、力があれば、様々なビジョン・夢を実現できます。

これから独立しよう、と考える美容師さんは、力をつけてほしいと思っています。

その力は、一言でいえば、

稼ぐ力

です。

 

「稼ぐ力」を紐解くと、

売上=「客数」×「客単価」=(「新規客数」+「リピート客数」)×「客単価」

ですから、

新規客数をバンバンとる力

リピート率を極めて高くする力

客単価をあげる力

の3つが必要なるわけです。

 

とくに私が注目しているのは、「リピート率UP」と「客単価UP」。

なぜか?

新規集客にはコストと専門性が必要だからです。

私のクライアントの美容室で新規集客が得意なお店があります。

月に100人くらいの新規を何年も継続してとっています。

そのために、ホームページ、フェイスブック、インスタなどを

フル活用しています。

それをコントロールするには極めて高い専門知識が必要。

たまたまそのオーナーさんは美容師でありながら、

ネット集客の知的スキルが高く、うまくいっています。

とはいえ、検索順位をあげるツールや、

インスタのフォロー集めのツールなど、

コストはかなりかかり、

毎月30~50万円くらいの広告費を使っています。

 

ここまでやればネットからの集客もいけますが、

なかなかその勇気や努力は難しい。

だから、私は

一度来てくださったお客様をファンにし、

何度も何度も通ってもらうという「リピート率UP」を

経営として集中的に取り組むべき

と思っています。

 

それを

ロイヤルカスタマー戦略

と呼んでいます。

 

この「稼ぐ力」としての「ロイヤルカスタマー戦略」を

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使い倒してくださいませ。

 

最後に

単に売上を上げられるだけでなく、大事なのは、楽しく、すがすがしく経営できること。

がんばって店を経営していても、精神的に追いこまれたり、ストレス感じているのでは幸せになれません。

店を出す、独立開業する、といったことは、ひとつの通過点でしかないわけです。

その先に、あなた自身が幸せでなければ意味がないのです。

幸せに成功する経営

を土台に置いてほしいと思います。

そのために必要なことはしっかりと学んで、実践しながら自分のものにしてほしいと思います。

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