目標達成する人としない人の違いって何でしょうか。
目標達成を、上手にいつもいつものようにやってくる人もいれば、いつも目標達成できずに諦めてしまう人もいるわけです。ここには思考パターンにも違いが結構大きくあるわけです。それについて解説していきます。
目標達成できない、うまくいくかどうか?思考
目標達成ができない人っていうのは、うまくいくかどうか?思考になってしまってます。何かに着手する前に、それうまくいくのかな、どうかな、なんていう風に考えてしまうアタマのクセです。
僕の失敗談です。もう何年も前からなんですが、ある知人から、「望太郎さん、今度シンガポールで講演やってみませんか?1000人くらい集まると思うんですよね。」というオファーを受けました。シンガポールで1000人?みたいな感じを覚えた僕は、3日くらい返答を待ってもらいました。3日間一生懸命考えましたが、何を考えたのか。それは、もう完全に断る理由です。つまり、言い訳。そして、結局、断ってしまいました。
そうです。そのオファーについて、上手いくのかな、いかないのかなって考えたということです。そして、どちらかというと、どうせうまくいかないだろうから、やらないで済む方法を考えようなんていう風に考えてしまいました。
最初に、やる前からうまくいくかどうか考えしまう思考パターンですと、そこにあるのは、言い訳のオンパレードだったりとか、あとは、最終的に行動しないっていうことになってしまうのです。
目標達成っていうのは、行動しなければ、できるはずがないわけですから、これだとあんまりうまくいかないわけです。
できる人はどうしたら思考
逆に、できる人っていうのは、どうしたらっていう思考パターンを持っているかな、なんて思っています。
孫正義さんの話で、こんな話があるそうですね。
彼が、アメリカの大学に入る時に、最初に入試の過去問みたいなものをやってみたそうですが、やってみたら、頭いいんでしょうね。全部できると。ただ、ひとつ問題があって、それが、英語で問題文が書いてあること。数学だろうが物理だろうが、全部英語ですから。さすがに、全部英語で書かれると、ネイティブスピーカーほどは話せるはずはないでしょうから、時間がかかっちゃうそうなんですよ。だから、時間内で終わらない。あとは、分からない単語。専門用語とかありますから、分からない単語もあると。いや、これどうしたもんかな、という風になるわけです。
普通だったら、英語もう1回勉強してから行こうかななんていう風に思うところでしょう。しかし孫さんはちがう。どうしたら突破できるだろうかっていう、どうしたら?思考なのです。
彼は掛け合ったそうです。「孫と申します。私はあなたの学校の過去問をやりましたが、全部できます。ただ、英語で書いてあるので、時間を特別長くしてほしい。そして、辞書の持ち込みを可能にしてほしい。」
しかしそんなの通るはずがない。「いやいや無理ですよ。」と言われたら、孫さんは、「分かりました。じゃあ、あなたに言って無理だったら他の人に言います。」ということで、上に上にという風にどんどんいって、最終的には州知事まで直談判してオッケーをもらったそうです。そうして、時間を長くしてもらって、辞書の持ち込みを可能にしてもらって、それで試験を突破したらしいんですよ。
できるかできないかじゃなくて、できるという事からスタートして、じゃあ、どうやったら、それができるかなという風に考えることが重要です。
最後に
このどうしたら?思考。できるかできないかを考えて、躊躇して行動しないんじゃなくて、できることをスタートに思考する。目標達成するのは当然だ、というところからスタートして、じゃあ、どうしたらそれが達成できるのかな、という風にぜひ、考えていきましょう。
この目標は、どうしたら達成できるのだろうか?と自問自答する頭クセをつけていただくと、あなたが掲げている目標は必ず達成できます。どうしたら?思考で、ぜひビジネスにトライを!