出る杭は打たれるの法則。この心づもりを持ってるか持ってないかで、目標や前に進んで頑張ったときに、心が折れるか折れないかが左右されます。ぜひ知っておいていただきたいなと思います。
ほぼほぼ出鼻はくじかれるもの
あなたが志を持って、目標に向かってひた走ろうとしたときに、あなたの出鼻をくじくようなことがほぼほぼ起こります。
私の体験談です。
『涙のシャンプー』という本を出版するにあたって、編集の人から、事前に1000冊の注文をまとめてきてくれたら企画に目を通すと言われて、その活動をはじめることにしました。
2009年1月4日から1000冊の注文をとろうと思って、いろんな人に声をかけました。賛同してくれる人もいれば、賛同してくれない人も当然います。1月23日くらいになって、正直あまり冊数も伸びてませんでした。1000冊の注文の目標に対して250冊くらいしかない。
すごく停滞していた時に、1月23日と24日の二日間で3人の人から連絡があって、
「なんでお前はそんなことをしてるんだ。編集者の言いなりじゃないか。そんなことをやってプライドはないのか。」
と、ある作家さんから怒られたり、
別の人から、
「松本さんのアプローチは全然心に響かないですね」
と言われたり、
また別の人からは、
「勢いだけで押すようなやり方は間違ってると思う」
という風にお叱りをいただいたり。
正直、へこみました。
3人のアドバイスはそれぞれ僕にとって大事なメッセージになって、そこを乗り越えて最終的に1月31日までに1000冊達成したのですが、そのようになにかしら動いていると、
あなたのやってること違うでしょ
みたいことがほぼほぼ起こります。
「いや、そんなのムリでしょ」とか、「あなた、なに考えているの!」ですとか、「え?それ、おかしいでしょ?」って言われたいだとかするのです。
現場でありがちな出る杭を想定しておく
たとえば、美容室の店長さんが色々考えた結果、もっともっとみんなを元気にしてみんなで頑張ってやっていきたいということで、まずは自分からだと、率先垂範で行動したとします。
そこで、自分から元気に挨拶するようにしました。スタッフが朝、店に来たときに「おはよう!」と握手して、「今日も頑張ろうね!」とか元気に伝える。
お客さんが来たときも、「いらっしゃいませ。こんにちは。」といつもよりずっと元気にやってみる。
そういうことをやっていたら、すぐに周りのスタッフから、
「さすがにそれは声が大きすぎるんじゃないですか。」
と言われたりだとか。こういうのはよくあることですからあらかじめ想定しておきます。
むしろこういうことがあるということは、あなたがいつも以上に頑張って、志を持って、前に進んでるんだっていう証拠です。
逆に言えば、出る杭打たれないような行動しかしていないってことはブレイクスルーしないっていうことです。
ですので、むしろ、こういうことがあるのは全然良いことなんです。だからこういうことがあったときに対処の仕方を自分の中で軸として持っていましょう。
出る杭の対処方法
このときに大事なのは、こういうことはよくあることだと初めから覚悟しておく。
むしろ、あった方が頑張っているということだとまず知って覚悟しておいて、その上で、
歩みを絶対に止めない。
問題なのは、出る杭打たれたときに、
「文句言われちゃった」とか「批判されちゃった」と思い、その次に、
「けどそうだよな、俺がやってることってやっぱり間違ってるかな」と思って止めちゃうこと。
止めてしまったら絶対に結果はでない。
そこはまっすぐ前に進まないといけません。
軌道修正はする
だからと言って、意見を無視しなさいっていうことではりません。その言葉はなんらかのメッセージです。きっと、軌道修正しなければいけないのです。
たとえば、元気に挨拶にをして、それうるさいでしょと言われたとします。じゃあ声を小さくすればいいのか、そういうことではない。けど何かが違うんだっていうメッセージなのです。
お客様にいらっしゃいませという場面であれば、お客様を喜ばせるという目的で自分は言えてるんだろうか。もしかしたら、自分のひとりよがりになってるんじゃないかとか。
そういうことを自問自答してみる。
そうすると答えが見つかります。その上で歩みを絶対に止めずに前に進むということは続けていく。そうすれば、僕は必ずあなたが成し遂げたい志は実現すると思います。
最後に
出る杭は打たれるの法則がありますから、打たれたときは今のことを参考に覚えておいて、それでうまく対処をして、前に進んであなたの自己実現をしていただきましょう。行動の先は成功しかありませんので!!
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