松本望太郎

アットホームを売りにしている美容室は結構あると思います。

そして、アットホームを売りにするのであれば、ちょっと突き抜けて、すごい温かい感じをぜひ作っていきましょう。

うれしい気配りのお店

僕の体験談を1つお話しさせて頂きたいと思います。
28歳の頃、3か月間ロサンジェルスの田舎の方に語学留学で行ってました。

週末になるとレンタカーを借りてロサンジェルスの方まで出てレストランとか行ったものです。
そのとき、すごい素敵なサービスだなと思ったお店が1つあったんです。

カフェ ラ・ボエムというお店です。

そのレストランに行った時、印象に残ったことは、

ウェイターさんがしょっちゅう声をかけてくれた

こと。

英語で「Anyshing the OK?」みたいな感じで、「大丈夫ですか?」「何かありますか?」「何かありますか?」「楽しめてますか?」と通りがかる度にニコッと笑ってと声をかけてくれるんです。

結構それが嬉しくて。エレガントでフレンドリーで、良い店だなと思ったものです。

ちょこちょことした声掛け

これがアットホーム感の根本かなと思うんです。

巻き込み接客

通常、美容室だと1対1での接客です。

それに対して、

スタッフが3人いるのであれば1人のお客様に対して3人で接客する

これを巻き込み接客と言っています。

1人で接客していても、いつの間にか何人かでやっていく感じです。

巻き込み接客は意図的に

これを意図してちゃんとやっていく事がアットホーム感を出すには重要です。

何となくそうなる時はあると思うんですが

何となくではなくてきちっとやっていく。

全てのお客様に対して全てのスタッフがちょっとは会話をする。
「こんにちわ、ありがとうございます」でもいい。

さらに、名前を添えられたら一番良いですね。
「佐藤さんこんにちわ、今日もありがとうございます」

そういう一言でも良いので、1人のお客さんに対して必ず全スタッフがちょっとは接客していく。
これを徹底していくと抜き出てすごくアットホームな感じというのは作れます。

自分から他のスタッフを巻きこんでいくこと

もし自分がスタイリストとして入っていたら、アシスタントの子を意図的に呼んだりして複数で接客します。

声掛けしたり、「ちょっと声掛けといてね」と指示出したりしながら、1対複数、正確には1体全員の接客をしていくのです。

お客様同士をつなげてしまう

そして、これの延長線上にあるのですが、
他のお客様と繋げちゃうという手もあります。

私のバーはアットホームバーなので常連さんとご新規さんとかをどんどん繋げていきます。

「こうすけ君、こっちのお客さん初めて来た方なんだけど中村さんって言ってね」
といった感じでどんどん紹介して友達作りをしてしまいます。

バーはご縁を広げるというか友達を広げるために来ている人も結構いるので、そういう事をしたりもします。

もちろん相手の雰囲気を見て、1人でまたは2人で楽しみたい人には当然声は掛けませんが。繋がりたそうだなというのは何となく分かるんで、そういうのはどんどん繋げてしまいます。

美容室の場合、他のお客様と話す為に来ているわけじゃないんですが、アットホームな感じのお店だとそういう感じになったりする事もありますよね。

※具体的にお客様同士をつなげる会話の繰り広げ方があるので、それは上記の動画をご覧くださいませ。

最後に

アットホームを売りにしても意外と普通くらいの空気感のお店が多いと思います。

だからそれを1つ2つ頭を抜きん出る必要があります。
そのためには意図していくこと、しかけていくことです。

ぜひトライしてやってみて頂ければなと思っております。


松本望太郎

この記事を「知らないよりは知っていた方がいいだろう!」「為になった!!」「分かり易い!!」と言う場合は、是非「いいね!」「シェア」「ツイート」「はてなブックマーク」「メルマガ登録」をお願いします!