松本望太郎

ブログやメルマガでどんどん情報発信をしていき、あなたのコアメッセージやお客様に提案したいライフスタイルを表現していくのに、ライティング(文章術)は非常に重要です。そこでライティングのコツをお伝えします。上手になって、売れるスタイリスト・売れる美容師になりましょう!



あなた主体の文章にする

あなた主体の文章を書きましょう。これを解説して行く前に、読みたいと思ってもらえない文章についてお話しますね。

読みたくない「俺」メッセージ

読みたいと思われないのは「俺主体」の文章です。

「俺が、俺が」
「私(俺)はこう考えているんです」

というような文章をどんどん押し付けてしまているもの。

他にも

「私が君と同じ年齢のときは〇〇だったものだ」

これもNG!言われるとだいたい心のシャッターはガラガラと閉まります。

さらに
「今日、こんなことがあったんだ」
「あんなことがあったんだ」

という聞いて聞いてみたいな感じも一方通行的です。

こういうのを“俺主体”といいます。

自分が発信することばかりに目がいっていて、自分から相手に矢印が向いているような感じです。けど、読まれるライティングは矢印の向きがまったく逆なんです。

読まれる文章の主役は”あなた”

どういうことかというと、主役が“あなた”(=読者)なのです。

例えば、「この商品は本当にすばらしいと私は思ってます」。これは俺主体の文章ですね。

そうではなくて、あなたを主役にして、

「この商品を手にすることによって、あなたはこんなに素敵な生活を送ることができます」

自分の思いを押し付けるのではなく、「あなたにはこんなふうになるんですよ」といったようにあなたが主役になっています。

ここにすごい差があります。あなた主体の文章を上手に入れていくと、お客さんはだんだんとその文章に巻き込まれていきます。

好事例”そうだ京都行こう”

キャッチコピーでそういうのを上手に活用して、読者(見ている人)の心を惹きつけているものは多々あります。

例えば、

そうだ 京都行こう。

大変すばらしいJR東海のキャッチコピーだと思っています。

「そうだ 京都行こう。」といのは誰の言葉か。それは旅行者、つまりあなたのメッセージなんです。

これが、「京都は旅行に良いところ」というJRさんからの言葉になってしまうと、とたんに普通になってしまうんです。読者さんのセリフで書いている、これがすごく優秀ですよね。

もう1つ事例を上げます。

焼肉の牛角ですね。

炭火で焼肉が食べたい

「炭火で焼肉が食べられます」というのはお店からの発信の話ですが、「炭火で焼肉が食べたい」というのは来られるお客様の声、つまりあなたの声ですよね。

こういうものが客さんの心をつかんでいきます。ぜひ主役を”あなた”(=読者)にした文章をぜひ意識してほしいんです。

最後に

すべてがそこに行きつくわけではないと思いますが、そういう文章を上手に混ぜていったり、大事な文章(キーフレーズ)はきちっとあなたを主役にしてあげましょう。

するとと非常に読みごたえがある、そして読んでいて楽しい、読んでいる読者さんの心がワクワクして引き込まれる文章が書けるようになります。

「俺が、俺が」の私発信メッセージでいくのではなく、「あなたがこうなるよね」といったあなた(=読者)のセリフを上手にまじえて書いていきましょう。これらチラシとかのキャッチコピーでも一緒ですので、いろいろと活用できますよ!


松本望太郎

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