松本望太郎

来店回数をマックス化することが美容室経営には非常に重要です。そのための具体的かつカンタンな方法をお伝えします。美容室集客のアイディアとしても自分のものにしておいていたきたいなと思います。


一般的な新規再来率は・・・

最初に、新規の再来率を整理していきます。新規のリピート率とも呼びますね。

私は、今まで仲間と一緒に1500店以上美容室をコンサルティングしてきました。そこでのデータでみた、新規の再来率は下記のようなものでした。

新規が100人いらしたとしたらですね、2回目に来てくれるパーセンテージは、大体30~40人の30~40%。3回目、4回目で20人くらいになっていって、それで段々定着をしていくというような形です。

新規の再来率は、平均すると30%~40%くらいになります。

逆に言えばですね、60人とか70人も失客をしていますから、非常に勿体ないわけです。

この数字だと、やっぱり客数が伸びません。新規からリピートしてくれる、そして、リピートから3回来てくれる、そして固定客に入ってくれるっていうことを、きちっとやりましょう。

目安として新規再来率60%超

これだけでも本当は客数120%アップくらいします。そこがひとつの大きなポイントになります。

3回来店クーポンの効果を高める方法

新規再来率が30%くらいだということを踏まえると、3回来店クーポンが効果があることは想像できます。そこに、ひとつエモーショナルマーケティング的にアイディアを付け加えるといいですね。

ゴールが遠いクーポンではムズかしい

例えば、私の近所の雑貨屋さんのポイントカード、クーポン券。1回1000円で1個ハンコがついて、500円クーポンゲットが、20個。クーポン発行日から6か月有効って書いてます。

実際に雑貨屋さんに2020ポイント貯まるほど来店して、お金使うのかなって考えた時に、これなかなか使わないです。万年筆とか買った時はすぐ貯まりますが、ちょこちょこ買っていくと全然貯まりません。

このクーポンって意味があるのかと考えます。

もともとの常連さんなどには効果があります。しかしご新規さんなどをリピートさせたりファンにさせたりと、考えると、集客アイディアとしては効果をなしませんね。

マス目があるポイントカードというのは、頻度よく使う、例えば近くのクリーニング屋、コンビニエンスストア的な食料品を扱うような所では有効ですね。

しかし、美容室とか、飲食店など、来店周期が1か月とか2か月に1回なんていうのが当たり前というところではお客様があまり惹かれません。

ゲーム要素を加えた3回クーポン

おすすめしたいのが、3回来店で何らかのプレゼントがある、そういうクーポン券、ポイントカードです。

3回来店だったら、頑張ったら来れそうだなと思ってもらうことが大事です。来店周期に合わせて、適切な期限はもうけましょう。

大事なのは、これに加えて、ゲーム要素なんです。やっぱり、やってて楽しいっていうのはすごく大事ですね。これがエモーショナルマーケティング「エモマ」のコツです。

やっぱり、やってる側も楽しい。お客様んも楽しい。そういう参加型の集客アイディアをいつも考えてほしいと思います。

この店でいうと、3個貯まった時に、普通だったら赤ワインボトル1本プレゼントなんですが、ステップアップチャレンジAコース、Bコースにチャレンジ出来ます。

さいころ2つでゾロ目だったら、赤ワインの代わりにモエシャンドンにランクアップ。

そして、3つのゾロ目だったらドンペリでランクアップするということで、結構ポンと上がるわけです。

ですので、こういうアイディアでやってみると、お客様の方も「マジで?ドンペリ当たるかもしれないから、ちょっとさいころ振ろう」となります。この楽しさがすごく大事。その楽しさに、わくわくさにお客さん惹かれて、3回頑張って来ようかなっていう風になってきます。

お客様は、単純にお店を利用するのにあたって、やっぱり体験するものとか、体感するもの、そういうプライスレスなもの求めています。上手く演出をしてあげることで、リピート率をあげることができます。

考える時に、コスト面は考えなければいけません。例えば、ドンペリをプレゼントしてますけれども。ドンペリ、大体ネットで買うと12000~13000円位です。3回来店ですから、3500円で1ポイントなので、3500円×3回は絶対お金を使います。計算すると10500円分。ドンペリが出る確率は、3つでゾロ目で36分の1。36人のお客様が、10500円使って、ドンペリが初めて出ますので、10500円×36を計算すると、37万8000円。ドンペリ1本12000円ですから、パーセンテージでいうと3.4%くらい。ですから、全てのお客さんから、3.4%割引をしているような感じになります。

実際、そこまであげると、少しあげ過ぎかなっていう感じもあります。だいたい2~3%くらいのキックバックくらいが通常でしょうか。そのあたりは計算してくださいませ。
※上記の例では、赤ワインやモエシャンドンもプレゼントしています。そのコストをいれると正確には5%くらいのキックバックです。



3回来店クーポンをやっていない所は、3回来店クーポンをまず、導入をしてください。そしてこのゲーム要素を入れて、楽しく魅力的な企画にしていきましょう。

最後に

3回来店クーポン×ゲーム要素は鉄板というお話でした。ぜひ、来店回数のマックス化、常連化を図っていっていただきたいと思います。

カンタンですが、美容室経営を支えてくれますので、集客アイディアとしてとりいれていきましょう!


松本望太郎

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