絶好調グループという、新宿を中心に居酒屋を何店舗もやっている会社さんがあります。
本当にすごく良いお店で、常連さんがいっぱいいるのですが、その絶好調グループさんというのは、「3つの感動を最初のコンタクトで作る」というのがルールというか、みんなでこだわってやってきたそうなんですね。
今日はそこから売れるスタイリスト、集客力のある美容室になるコツをひも解きましょう。
絶好調グループの3つの感動とは
ではさっそくひとつずつお伝えしましょう。
手を止めていらっしゃいませ
お客さんが入店されたら、全員一回手を止めて、当然お客さんの方を見て「いらっしゃいませ」と声を合わせて元気よく挨拶する。これがひとつめだそうです。
カンパイコール
お客さんが最初ドリンクを頼んでカンパイしますよね。その時に一人のお客さんでも複数のお客さんでもカンパイコールをしてあげる。これがふたつめ。
選択式おしぼり
そして、お客さんがいらっしゃった時におしぼりを出しますけど、そのおしぼりは冷たいおしぼりにするのか温かいおしぼりにするのか「冷たいおしぼりですか?温かいおしぼりですか?」と聞いてお出しするそうです。当然、香りづけも柔軟剤とかでしてそれをやっていく。
最初の印象でつかむ
入店してから立て続けに3つの「おっ、この店いいな」と思うことをやっていくそうなんですね。
それでお客さんの心をつかんでいく。
最初の印象が良いとその後ずっと印象良いですし、後々クチコミ効果なんかも出てきます。
あなたのファーストコンタクト3つの感動をつくる
お店単位、またはあなた自身の中で作っていただいてもいいと思います。
最初3つを何かしら考えて、その3つでお客さんをつかんでみましょう。
何がいいのかは自由ですが、ここではヒントをご紹介します。
- ご来店したお客さんにパッと駆け寄ってあげる。「どうもいらっしゃいませ、こんにちは」と駆け寄る。
- お客さんが来た時、トビラをこちらから開けてあげる
- お客さんの名前をよんであげよう、しかも複数のスタッフでよんだりするとすごく効果が高い!
- おしぼりサービスを1番最初にやってみよう。
- 手を止めて挨拶。お客さんがいらっしゃった時に一度全員手を止めてお客さんの方を見て「どうもこんにちは」とみんなで言う
- ウェルカムカードを用意
これらのことは、「おっ、この店ちょっと違うな」と思わせるようなポイントになりますね。
この6つの中から3つ選んでもらっても良いし、「うちはこういうことやるよ」と全然違うところから選んでもOKです。
あなたの店ならではの最初の入店時の3つの感動ポイントをぜひ作ってください。
最後に
大事なのは、決めたらそれを頭ひとつ抜きん出るくらい実践するということ。
「こんにちは」とみんなで手を止めて挨拶すると決めたら、マニュアル的に手を止めてお客さんの方を向いてこんにちはとやってもあまり意味がありません。
そうじゃなくて、手を止めてお客さんの方を見て、「あっ、どうもこんにちは、ありがとうございます」と、ちょっとウキっとした感じを出すことです。
この辺の部分が単にマニュアル、決まり事でやっているのか、それともウキウキしながらお客さんに対して感動してもらおうと思ってやっているのか、これは大きな差が出ます。
感動してもらおうとしてやってもらったら、地域にあるライバルの店やライバルの人と比べた時に、頭一つ抜きん出るようにやってもらいたいなと思いますので、決めたらどれだけ抜き出ることができるか。
その抜き出る幅、高さで勝負をかけてもらいたいなと思っています。
最初に絶好調グループの話をしましたが、やっぱりすごく元気で、なかなかそこまでやれる居酒屋ってないよなと思います。
やっていること1つ1つは単純なことですけど、抜きん出るようにやって、しかもそれを徹底実践するとその印象というのはすごく大きくなります。そこまでがんばりましょう!