エモーショナルというのは日本語にすると、感情。マーケティングは「集客」。つまり「感情集客」ということですね。
お客様の心に届くことをやっていくこと。これが集客力をあげますし、何と言ってもやってて楽しい。エモーショナル・マーケティングを実践して、美容室の集客のアイディアがどんどん湧いてくるようにしましょう。
売上の本質は数字ではない!
例えば売上目標500万を追いかけているとします。そして、その進捗を追ったりするわけです。そのとき、ともすると、数字で単純に500万を達成するかしないか、みたいなかたちになってきがちです。言葉はよくありませんが、数字ゲームになってしまうい時。
しかし、いうまでもなく、それは違います。
500万の売上があるとします。客単価1万円だとする。いうことは、どういうことかというと・・・
レジでお会計をして1万円を払ってくれるお客様が500人いるっていうこと
500万円という売上を数字で見るのではなくて、1万円を払ってくれる人が500人いるっていう、その目の前の人をイメージしないといけません。つまり、
目の前のお客様が喜んでお金を払ってくれるのか。
これをコツコツ積み重ねていって初めて500万とか300万とかになる。この感覚を持つのがすごく大事だな。という風に思います。
エモーショナルマーケティングでお客様の心を揺さぶれ!
エモーショナルマーケティングで、良い意味でお客様の心を揺さぶっていこう!と私はいつも提案しています。
お客様の心、感情を揺さぶっていく、感動していただいて、喜んでお金を払っていただくパターンを作っていく。
そういうふうに色んな仕掛けをして、アイデアを出していくということが、エモーショナルマーケティング。
このブログではエモーショナルマーケディングとして動画・記事がいろいろありますので、色んなアイデアを見て自分のものにしていってください。
【事例】ポイントカードならぬポイントウォール
一つの事例です。壁に「PRINCIPLE」と鉄の文字が打ってあります。
(※ここの説明は動画のほうがわかりやすいと思うので、ぜひ上記の動画で確認してください)
これは何かというと、私のお店でポイントカードのようなものをやっています。しかし普通にやったらおもしろくないなと思って、あるときひらめいてやりました。
4000円ご飲食されると1ポイント。その1ポイントが普通だったらポイントカードにハンコを押すようなところですが、そうではなく、鉄の文字を雑貨屋さんで買ってきてそれを釘で壁に打っています。
例えば最初、1回目4000円飲み食いされると「P」の字を打ってあげます。そして、次回来て4000円いくと今度は2文字目の「R」を打っていきます。3回来て、また4000円飲み食いされると「I」の字を打ってあげる。
来るたびにだんだん、文字が増えていきます。「PRINCIPLE」というのは合計9文字。全部揃ったら1日店長ができる権利を獲得できるようにしました。そうしたら、みんなノリノリで1日店長になりたくて頑張って壁に文字を貯めるんですね。
そういうふうに、
お客さんが楽しくなる。そしてやっているあなたも楽しくなる。これがエモーショナルマーケティング。
お客様の心をワクワクしたりウキウキさせたりして、お店にも来てもらって、というのをやっていく感じです。上の事例は大掛かりな仕掛けなんですが、小さいことでいえば、いくらでもあります。
ちょっとしたエモーショナルマーケテンィングだってできる
例えば、このコースターに手書きでメッセージを書いてあげたり。そういうのもちょっとお客様はウキウキとさせます。コースターに名前が書いてあることなんて、滅多に無いですから。
例えばこういうこともやったりとかします。イヤリングをドリンクに引っ掛けてあげる。こういうことをちょっとやってあげると、女性のお客様はすごい喜ぶんです。
酒の瓶で「ありがとう」と2階から見ると見えるように床に置いて、お客様にメッセージを伝えてみる。
ポスティング一つをとってみても、リボンで縛ってポスティングをしたりして、普通よりもちょっとお客さんの心を動かしてあげる。
最後に
ほんのちょっとしたことで良いのです。普通に何かをやるのではなく、どんなことに対しても少し工夫したらお客様の心を揺さぶるんじゃないかな。と思いながら、アイデアをちょい足ししていくのが、エモーショナルマーケティングです。
これをきちっとやっていくと、お客様がすごいついてくるし、お客様がすごくお店を可愛がってくれます。
エモーショナルマーケティング、どんなことでもお客様の心を揺さぶるようなエッセンス、魔法のスパイスをふりかけてあげる。
DMを1本だすのでもそう。いらっしゃいませの挨拶をするのでもそう。どんなことでもエモーショナルを意識してやっていただくとお客様の心を鷲掴みにできます。アイディア豊富で楽しく集客できる美容室・美容師・スタイリストを目指しましょう。
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