お客様との信頼関係こそがある意味、財産ですよね。売れる美容師のカウンセリングとして魔法の6質問は、まさに信頼残高を積みます方法なのです。今日はその4つめの「今、やっていることを聞く」について。ここを抑えないと、「あぁ、この人、わかってないなぉ」とお客様に心の中で思われてしまいます。
ギャップを埋めるために何をしてますか?で信頼を獲得できる
例えば、パサついてるという悩みを持っているお客様。理想はツヤツヤになりたい。このそのギャップを埋めたいとお客様から口に出している時、
「では、今、そのためにご自身では何をしてるんですか」
と聞いてみます。そうすると、家でどんなケアをしてるか、いくつか話してくれます。
念をおしてさらに聞いてみる×2回
他にやっていることありますか?とまだ聞いてみる。そうすると、「あ、まだこんなことやってます」と出てくるかもしれません。で、あきもせず(笑)、もう一度、他にありますか?と聞いてみます。
ここまで聞けば、お客様がご自身でやっていること、気をつけていることは全部出てくるでしょう。
この全部でてくる、が大事なのです。だからお客様は「わかってもらえた」と感じてくれるんです。
パクッと食いついてはいけない
逆にいけないのはお客様の言葉に、待ってましたと言わんばかりにパクッと食いついてしまうこと。パサついてて困ってるんです、というお客様に「だったら今、ちょうど良い商品があるんですよ!」と食いついちゃう。お客様からすると押し付け感が出てしまうわけです。
満足度を確認する
お客様がご自身でやっていることについて、自分で振り返ってもらいます。具体的には「やってみての満足度はどのくらいありますか?」と聞くわけです。
するとお客様は自己流だけだと理想の状態には難しいのかな、と自覚してくれます。こちらから指摘するのではなく自覚してもらうことが大切です。だからこそ、これから先の提案を楽しみに待ってくれるようになるのです。
今日はお客様が今、やっていることを丁寧に、念を押して確認することをお伝えしまひた。やってみますと信頼をどんどん獲得できます。丁寧に、丁寧に築き上げてください。