新規客の集客に頼らず、リピート客の来店回数をマックス化していくことが、美容室経営、稼ぐ美容師になるには大切です。そのために、誰でもできて、そして最も効果が明確かつ即効ででるがのが手書きのDMハガキです。今日は具体的な用紙やペンなどの道具、書き方、内容に盛り込むべきつのポイントをお伝えします。


紙の選び方

和紙を活用

インクジェットのハガキでもいいのですが、できれば、和紙っぽいものがいいです。ザラッとしたもの。経験則ですが、手触りがあるもののほうが受け取ったお客様が読んでくれる確率が高いです。100円ショップでも和紙風のハガキが売っています。30枚入りなどで。コストを考えるとちょうどいいと思います。

マスキングテープでデコる

マスキングテープは便利ですね。簡単に貼れて、ちょっとしたオシャレ感がすぐにでます。動画には例として画像を載せていますが、ちょっとした枠組みをテープをちぎり貼りして作ったりすると、雰囲気がでます。和紙を使うのと同じなのですが、でこぼこ感、つまり手触りがあると、それだけで、印刷DMとは頭ひとつ抜け出すので、お客様の反応は良くなります。

ペンにこだわる

使うペンにはこだわってください。自身の文字にあったペンが絶対にあります。つまり同じように書いても上手に見えるペンです。NGなのは、郵便局とかでおいてそうな硬い細い、よくあるペン。硬い、細いは基本的に上手に見えないと思います。おすすめは、0.7ミリのジェル系のボールペン。ぺんてるのエナージェル0.7ミリは重宝しています。また、色も単純に黒よりも、茶色とか濃い目のブルーとか、あなたのイメージで選ぶとよりいいと思います。無印良品なんかでもいい色のものが売っています。

ハガキのデザインと書く内容のポイント

ありがとうを伝える

ハガキの内容が営業的になってはよくありません。来店促進が目的ですが、それでも営業色がでてはいけません。そうではなくてご縁に感謝していること、あなたとのご縁をもっと育みたい、そういう気持ちを伝えることが大事です。

印刷を上手く使う

全部手書きで書くとさすがに時間がかかりすぎるので、ハガキ面の半分ちょっとは印刷で埋めます。すると手書きの部分が減りますので、大分楽になります。

顔写真をいれる

お客様に親しみをもってもらうことがポイントです。あなたのことを思い出してもらうことがポイントです。だから顔写真をいれましょう。以前、コンサルしていた美容師さんは、いろいろ試行錯誤した結果、自分のプリクラをハガキに貼っておくと、来店率がぐっと高くなるといきつき、自分の勝利の方程式にくみこんでいました。

その人へのメッセージ

当然、ここ、大事ですね。誰にでもだせるハガキではお客様のハートを射止めることはありませんよね。大した内容でなかったとしても、やっぱり、あなたのためだけに書いてますよ、という気持ちを届けることが大切です。

来店促進(お誘い)は追伸で

ここは重要ポイント。来店してもらいたいので、誘い文句はいれたほうがいいです。それをメインのメッセージにいれるのではなくて、追伸にいれます。追伸のところは意外とお客様は読んでくれますし、変な営業色もでなくてとてもいいです。



これらのポイントを押さえてぜひ手書きDMハガキをだしてください。まとめて書くと効果がわかりやすいですね。まずは50枚、書いて出してみてください。間違いなく効果を実感できると思います。デザインや印刷をどうするかにも依りますが、なれてくれば1枚5分かからずにかけるでしょう。(宛名印刷やハガキ面の印刷時間は除く)。

美容室のリピート率をあげる、リピート率の高い美容師になるための確実な方法ですので、ぜひ実践なさってください。