松本望太郎

情報発信には文章、ライティングが大切!
ライティングが上手だと、お客様を惹きつけますので、美容室の集客でグンと有利に働きます。

種あかしは後にする、という黄金法則がありますので、ぜひ知っていただきたいと思います。


わかりやすい文章の逆を行け!

この種あかしは後に理論は、ある意味、わかりやすいとされている文章の逆になります。
とくにビジネス文章のパターンとは逆!

だけど、こっちのほうが人は、おお!と思います。

参考例文

まず、次の例文を読んでください。


モリス少年の話をしよう。とあるアメリカの小学校の理科の授業の時のこと。
実験につかっていたネズミが逃げてしまった。生徒達は大騒ぎでネズミを探した。

しかし一向に見つからない。

先生は生徒を一度、席に着かせてから、静かに言った。
「ここはモリスくんにお願いしようと思うの」

全員、ざわざわとした。中には「モリスには無理だよな」というものもいた。
先生はさらに続けた。

「みんながモリス君には無理だって言っている理由はわかるわ。
彼は目が見えないからでしょう。

けど、彼は、神様からプレゼントをもらっているじゃない。
そう、聴覚よ。きっと耳の力で探してくれるわ。ねぇ、モリスくん」

快く引き受けた彼は見事にネズミを捕まえた。

彼はそのときのことをこう振り返り、今、こう言っている。

「あのとき先生が僕の耳のことを神様からのプレゼントと言ってくれた。

今まで目が見えなかったのは重荷だったが、あの瞬間に、耳を活かして人生を歩もうと思えた」

それから時がたち、
彼はシンガーソングライターとしてデビューすることになった。

彼のデビューの後の名前、

それは

・・・

・・・

スティーヴィー・ワンダー

である。


この話を聞いていただいて、どうでしょうか。
ほほう、と思いますよね。

ちょっとした目からウロコです。

種明かしを先にしてしまうと興ざめに・・・

もしこのライティングがこうだったらどうでしょうか。


今からスティーヴィー・ワンダーの話をしよう。

彼が小学生のころ、理科の実験中にこんなことがあった・・・


最初にスティーヴィー・ワンダーという種明かし、ネタバラシをしをしてから話が始まったらどうでしょうか?

心に響く度合いがガクンと下がってしまいます。

つまりこれでは目からウロコは落ちないんです。

ライティングのコツは目からウロコ

ライティングというのは、

目からウロコを落としてあげたい

のです。

読んでる人が、

なるほど、そういう考え方があったのか!!

この状態を作りたいので、
先にネタバラシ、種明かしをしてしまうと、よっぽとじゃない限り目からウロコは落ちません。

パラダイムシフトを意識する!

単語やフレーズの順番でパラダイムシフトが生じます。

パラダイムシフトというのは、パラダイム=価値観、シフト=変わる、

つまり

自分が思っていた価値観や固定概念というものがガラガラと崩れて、考え方がポンと変わること

をパラダイムシフトと言います。
目からウロコが落ちるということです。

単語やフレーズの順番でパラダイムシフトが生じます。
単語やフレーズの順番で目からウロコが落ちます。

最期に

自分が書いたライティングした文章をぜひ見直してくださいね。
この順番でいいのかなというのはよくよく考えてもらうとよいと思います。

結構気にしないで書いていると、最初に種明かししていることは多いです。

逆にその場合は、その種を後ろの方に回してみるということを意識するだけでも目からウロコを落とすパワフルな文章になっていきます!


松本望太郎

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